「三菱自動車工業」グループの下請企業実態調査

2016/04/28

4月20日、燃費試験データの不正操作を発表した三菱自動車工業。対象となった「eKワゴン」など4車種の生産停止が長引く可能性も指摘されており、三菱自動車工業の今後の動向を注視する取引先は全国各地にある。これまで同社グループから直接、間接に仕事を得ていた全国各地の下請企業への影響拡大が特に懸念される。 帝国データバンクは、企業概要データベース「COSMOS2」(146万社収録)の中から、三菱自動車工業グループと直接、間接的に取引がある下請企業(一次下請先、二次下請先)を抽出し、社数・従業員数合計、都道府県別、業種別、年商規模別に調査・分析した。 三菱自動車工業グループの下請企業実態に関する調査は、今回が初めて。 調査対象は、三菱自動車工業本体のほか、同社の2014年度・有価証券報告書に記載がある連結子会社で、自動車および自動車部品の製造・開発を手がける子会社3社とした 抽出条件は、製造業、卸売業、サービス業の3業種<食品・繊維など三菱自動車工業グループの本業と関連の薄い業態は除く>で、資本金3億円以下の企業(個人含む)を「下請先」とした 三菱自動車工業グループの複数社と取引関係がある企業については「1社」としてカウントした 取引の有無、売上高、所在地は最新のものとしたが、弊社調査後に変動している可能性もある 調査結果 三菱自動車工業グループの下請企業の合計は全国で7777社にのぼることが判明。これらの一次下請先、二次下請先の総従業員数は41万1832人に達した 都道府県別に見ると、「愛知県」が1409社(構成比18.1%)でトップ。このほか、「岡山県」(509社、5位)、「京都府」(270社、7位)など、主な生産拠点のある県が上位に入った 業種別に見ると、一次下請先では自動車部分品製造が45社(構成比5.7%)で最多。二次下請先では、鉄鋼・同加工品卸が263社(同3.8%)でトップ 年商規模別に見ると、一次下請、二次下請ともに「1億〜10億円未満」が最も多く、合計4082社となり、構成比52.5%と半数以上を占めた

実態調査 / 発表元[ 帝国データバンク::TDB Watching ]

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